動脈硬化

動脈硬化

動脈硬化「動脈硬化」とは、年齢とともに血管の壁が硬くなりことに加えて、血管の壁に内側に脂肪(コレステロール)がたまって、こびりつき血行が悪くなり、血管がつまりやすくなる状態です。
動脈硬化は加齢、糖尿病、高血圧、喫煙などさまざまな原因が重なって進みますが、特に悪化させるのは、いわゆる悪玉コレステロールです。
悪玉コレステロールは、動脈の血管壁に「おかゆ」のような脂肪のかたまり(プラーク)を作って、こびりつきます。
若い動脈は、新品のホースのような弾力があり、その中を澄んだ血液が勢いよく流れていくのがからだにとって一番いい状態です。
動脈硬化の血管は硬くなってひび割れた古いホースです。
その血管の中を脂肪や糖でドロドロになった血液が流れ続けると、プラークが大きくなって血栓ができ、最悪の場合、血管が詰まったり、破裂したりします。
その結果このような病気を引き起こします。
心臓では心筋梗塞、狭心症など。
脳卒中では(脳梗塞、脳血栓)など。
足では末梢動脈疾患など。
大動脈では大動脈瘤、大動脈解離など。

当院では「血圧脈波」「頸動脈エコー」で動脈硬化の検査をおこないます。
血圧脈波検査: 1、動脈のかたさ 2、動脈の詰まり 3、血管年齢 が分かります。
頸動脈エコー: 1、IMT(頚動脈の内膜中膜複合体)  2、頚動脈の内径 3、プラーク(コレステロールの固まり)の有無が分かります。

IMTとは?

IMTとは “Intima Media Thickness” の略で、頚動脈の内膜中膜複合体厚のことを意味しています。この値が1.0mmを超えると狭心症や心筋梗塞、脳梗塞になる危険性が高くなると言われています。脳血管障害や虚血性心疾患のリスクの高い糖尿病や脂質異常症の患者さんは無論、生活習慣病の患者さんもIMTを定期的に測定していくことが大事です。

プラークとは?

プラークとは血管の壁が部分に隆起した状態で、簡単に言えばコレステロールの塊りです(血管内のコレステロールのコブ)。
プラークがあるとIMTの肥厚より狭心症や心筋梗塞、脳梗塞になる危険性が格段に高くなります。